蒼星石「ま、ますたー・・・ぼ、僕の靴、が・・・ゴニョゴニョ」
俺「あ!?何だって!!!?聞こえねーよ!!!!」
蒼星石「ひ、ひぃっ・・・・・く、靴が・・・」
俺「うん・・・・靴が・・・?」
蒼星石「あ、あの・・あの・・・・ゴミ、ゴミ・・・・・ばこ、に」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・うん、で?」
蒼星石「・・・・・・・え、・・・・・・・・・ぇ、と・・・」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・え?なんで俺に言うの?」
蒼星石「え・・・・えと・・・・・・」
俺「ちゃん・・・っと(蒼星石の髪の毛を鷲掴んで引き上げる)俺の目を見て喋れよゴルァァ!!」
蒼星石「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!」
俺「はい口開けてー」
蒼星石「ん、んぁ・・・・・ッッ!!?んぐぐぐっんぶぶぅぅぅ!!!」
俺「あーーーーやっぱお前の口スゲーいいわー」
ジュボジュボジュボジュボジュボ
蒼星石「んぶぶぶぅぅぅっっ!!んぐむぅうっぅぅぅぅ!!!」
俺「あーーーーー出すぞ」
どっぷどっぷどっぷ・・・どぷっどぷっ・・・・
蒼星石「ぶふぅっ!!げぼっ!ぶぐぅっ!!!・・・・ん、んぐ・・・んく・・・んく・・」
俺「あーーーー全部飲んだか?」
蒼星石「ふ、ふぁい・・・」
俺「・・・げっ!ズボンについてるぢゃねーーーか!!!」
バキッ!!
蒼星石「げふっ!!」
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蒼星石「ま、ますたぁ・・・きょ、今日も・・・・・お、おしり・・・・で?」
蒼星石は既にズボンとズロースを下ろし、四つん這いの体勢である。
恥ずかしいだけではないのか、やや高潮した面持ちを見せながら、こちらにそのデカい尻をおずおずと向けていた。
世に10とない精巧で可憐な究極の生き人形が、こんな下卑た体勢を下等な人間様に強いられているというのは、悪くない。
俺「そのポーズ・・・・・嫌いじゃないな」
素直な感想を述べる。
蒼星石「・・・・あ・・・・あ、その・・・・・・・・え、えへ・・」
下唇を咥えて、照れてみせる。
俺「調子に乗るんじゃねぇ!てめぇのそういう顔はキモいんだよッッッ!!」
バチィィィッ!!
俺は全力で平手をケツにぶちかました。
蒼星石「あ、あぅぅぅぅぅっっ・・!!」
全身を反らして苦悶の色を浮かべる蒼星石。俺はその顔を見やって微笑む。
俺「そうそう。その顔だよ」
俺は・・飽きていた。
かつて幼馴染という存在であった少女。彼女の俺への好意とローゼンメイデンへの嫉妬を利用して、ドールとして調教するのにも飽きた。
世話焼きという裏にある、俺への異常な依存を隠せなかった姉。彼女はトイレで俺のションベンを口で受け止める勤めを始めて一週間後、首を吊った。
何だかんだ言っても従順な真紅を、風呂やトイレや押入れや・・毎晩様々なシチュエーションで楽しんでいたが・・彼女はある日水銀燈に連れて行かれてしまったきりだ。
知識らしい知識を何も持たないままに俺に弄ばれ、毎晩未知の性感の波にわなないていた雛苺は、今はオナニー人形と化して放置されている。
こっちが呆れるくらいに俺の欲求を満たそうとして、食糞やらSMやら全てを受け入れた翠星石は、今は精神を病んでずっと鞄の中だ。
水銀燈は・・・是非試してみたいが、性交渉を持った時点で自動的に彼女に命を奪われるという話なので、残念ながら手を出せない。
金糸雀は・・見た目とは逆に非常に精神的に脆い子だったらしい。貞操を奪ってやった時点でブツブツと同じ事しか喋らなくなったので廃棄した。
そして・・・・手元にはコイツが残った。
コイツは翠星石以上に繊細なくせに、それのみならず相当の精神的タフネスも持ち合わせており、意外な場面で意外な反応を見せ、よく楽しませてくれる。
また、コイツが秘めた犬属性も翠星石のように過度のものではなく、これも飽きが来なくて大変良い。
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「ぅおーい、帰ったぞーぅ」
夜10時。仕事が終わり、グデングデンに酔っ払って帰宅した俺。
「・・・んぁ?」
戸を開けてすぐ、蒼星石の出迎えが無い事に気付く。
「迎えが・・ない・・・・」
灯りがついてるのも玄関だけで、廊下も真っ暗、部屋の戸からも明かりは差し込んで来ていない。
・・ふざけやがって。これじゃじゃ靴が脱げないままじゃないか。
「ぅあいつ・・・・・気合を・・・入れ直してやらないと・・・・・い、いかんなぁっ・・・・・」
回らない舌で、蒼星石への折檻を強く決意する。
あいつがいるのはどこだ・・?自分で靴を脱ぐと面子に関わるので、俺は土足で家に上がった。
ドタン、ドタン・・・・ドタン。素足よりも一際高い音を立てて廊下を進む。
「蒼星石〜〜!蒼星石〜〜〜!とわっ!」
・・ゴツッと、足に何かがぶつかった。
「・・・ッ・・・・・ッ・・・」
「おわぁぁっ!」
・・足元の物体に驚いて、俺は飛び上がる。
それは良く見ると、それは無言で手マンに没頭する雛苺の姿であった。
「〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
幾ら顔かたちが整っているとしても、暗闇の廊下の陰で、髪の乱れた西洋人形が目を見開いて手マンをしているのは気持ちが悪い。
俺は手加減なしで、その小さな身体の小さな横腹を蹴り飛ばした。
鈍い音と共に、ゴロン、ゴロン、と玄関方向に転がっていく雛苺。・・なあに、ローゼンメイデンは物理損傷はすぐに回復する。
俺は居間に向かった。
居間にも誰もいない。・・まあ、蒼星石がいなければ後は誰もいないわけだが。
雛苺については、トモエが取り乱して騒ぎが公にならないようにする為に置いてるだけだしな。
・・そう。家の部外者については、とかく慎重になる必要がある。トモエを深追いしなかったのもその為だ。
・・そして。実質、この家には俺と蒼星石しかいないのと同じなのである。
「居間にもいない・・・と」
次第に目も慣れてきた。玄関から届く明かり(面子があるので電気は点けてない)だけで何とか部屋を見渡せる。
そうして部屋を見渡してる内に、俺は視界の端に何かを見つけた。
「・・・・ん?」
居間と仕切りの無いダイニング。そのテーブルの上に、何かが置いてある。
無言でそれに近づく俺。今朝、俺が家を出るまでは確実に無かったものだ。
一歩、二歩、・・・・五歩、六歩・・・・七ほ---
「マスター、誕生日おめでとうっ!」
パンッ。
貧相なクラッカーの音と共に、部屋に灯りが点く。
目を細める俺の前に、蒼星石が立っていた。
「ほ、ほら、テーブルの上のケーうげっっ!」
言い終わる前に、靴先で腹を蹴り上げる俺。その慣れた感覚が爪先から伝わると共に、酔いも一瞬で醒める。
「マ゛、マ゛ズダぁぁぁ・・・・・」
流石に靴を履いては少々キツ過ぎたか。口の端から泡を浮かべて悶絶している蒼星石。
俺は彼女の服の襟を掴んで摘み上げた。
「・・・・・・・なぁ」
「・・・・・・・・・・・・・ふぁい」
「・・・・・・・俺はがっかりだぞ」
「出迎え」
「ふぁい」
「靴」
「ふぁい」
「上着」
「ふぁい」
「電気」
「ふぁい」
「・・・・・・忘れたな?」
「わ、わずれだんじゃな」
ゴスッ!
容赦なく顔を殴る。
「忘れたな?」
「ご、こひゅ、・・・ごぼ・・ひゅーっ・・・ごごべんだざいま゛ずだー」
肺(?)が潰れたのか、息が吹き抜ける気持ちの悪い発声をする蒼星石。
俺は蒼星石を吊り上げたまま、テーブルの上に置かれたイチゴのケーキを見下ろした。
”マスター 誕生日おめでとう(^^)” ご丁寧にチョコクリームでメッセージまで書いてやがる。
「あぁ〜今日は誕生日だったな。そうかそうか」
ニコニコと笑顔を見せる俺。
「コヒュー・・え、えへ・・・ゴホッ」
「そうかそうか」
そのまま蒼星石の顔をケーキに押し付けてこねくる。
「うぶぶぶぶ」
手をジタバタさせて抵抗するが、俺の力にかなうハズも無く。結局為すがままにされる。
「そーら」
ようやく引き上げてやる。
「ぷはーっ・・ご、ごほ、ごほ」
蒼星石は大きく息を吐いて呼吸を取り戻した。
・・さっきの気持ちの悪い息遣いはおよそ回復していた。
人形同士の戦いじゃないと死なないように出来てるとは言え、まったくインチキな回復力だ。
「ごべんだざい、ごべんだざいまずだー」
顔がケーキとクリームでウンコみたいにグチャグチャになっているのに、
それを払う事すらせず、ポロポロと大粒の涙をこぼしながら許しを請う蒼星石。
「そんな汚い顔でこっちを見るな」
冷徹に言い放ちながら頭をバシッとはたく。汚くしたのは俺自身なんだが、そんな事は関係ない。
そう言われて、慌てて両手で顔を隠す蒼星石。
「ご、ごべんマスター」
・・謝りながらも、指の隙間から俺の方をずっと見つめて来る。
「・・・・」
「・・・・・なんだ」
「・・・・ううん。グスッ・・・・・・僕、顔・・・洗ってくるね。ここの掃除も、しないと、いけないよね」
そう最後まで言い切る前に洗面所に駆けて行こうとする蒼星石。
「待て」
俺はその腕を掴み、蒼星石をぐいと引き寄せた。
「マ、マス、タ・・・!?」
「時間が勿体無い」
返事を聞かず、そのまま蒼星石の顔に舌を這わせた。
「わっ・・・ま、ます・・」
ケーキの欠片を舌先で絡め取り、口に詰め込む。
「ます、た・・・・」
「・・・晩飯はこれしか無さそうだしな」
俺はそう言うと、そのまま蒼星石の小さな口を自分の唇で覆った。
「んむ、んむむぅぅ・・・」
一瞬、驚きで目を見開きながらも、すぐに健気に吸い返して来る蒼星石。
「んふぅ、んむ、むちゅ、むふぅぅぅ・・・・」
相当に興奮しているらしく、顔に当たる鼻息がブフ、ブフと荒い。肩は小刻みにプルプルと震えていた。
「・・・・・・ま、ましゅたぁ・・・」
まぁ・・・今日くらいはコイツを喜ばしてやってもいいか。
俺は蒼星石の服に手をかけた。