+今日の出来事〜オニごっこ〜+
「どうやったらこんなになるんだ・・・・・」
自分の部屋でパソコンをしていたが下のほうが騒がしいので様子を見きたのだが
そこには食器が割れて、椅子は倒れ楽しそうにオニごっこをする人形達がいた。
「チビ苺待つです。」
「雛もう、つかまらないの、翠星石がずっとオニなの。」
「な、なんですってぇ〜。絶対捕まえてやるから覚悟するです。」
「フフ・・・・」
「・・・・・・」
ここには、オニになって雛苺を追いかける翠星石
そんな翠星石を微笑しながら見ていて、それでも翠星石がタッチできないギリギリの範囲にいる蒼星石
そして、オニごっこには参加せず本を静かに読んでいる真紅がいた。
僕は彼女達を見て怒鳴るのを忘れて頭を抱えた。
「どうしてこうも人が居ないとここは無茶苦茶になるんだ。」
「あら、いいじゃないのあの子達あんなに楽しそうよ。」
僕の言葉にすぐ反応はしてくれるが相変わらず無愛想な返事だった。
「今ですぅ。」
「っあ、ずるいよ翠星石。」
「勝負の世界にずるいもクソもないです。油断してた蒼星石が悪いです。それに誰でもタッチしていいのがオニごっこのルールです。」
「今度は蒼星石がオニなのー」
相も変わらず楽しそうにはしゃいでいる彼女達はまだ鬼ごっこを続けるらしい。
そこへ
「ただいまー。」
お姉ちゃんが帰ってきた。
「皆ただいまー。あら?今日は翠星石ちゃん達もきてるのね。」
「のりお帰りです。」
「お帰りなのーのりー。」
「お邪魔してます。」
「お帰りなさい。」
それぞれが挨拶をするなかこの姉は状況というものがわかっているのだろうか?
「おい、お茶づけのり。この部屋に入ってきて気づくこととか無いのか?」
僕がそういうと少し部屋を見渡して少し考えていった。
「あら?もしかしてカーテンの色変わったの?」
やはり、どこか抜けている。
「違う。よく部屋を見てみろよ。食器とかわれてるだろ?」
「あーーー。本当だ。どうしたのジュン君もしかして強盗?」
「ハァ、こいつらが暴れてたんだよ。片付けるの手伝ってくれ。」
「当然お前らもな。」
そういって真紅達の方を向くと
「あら、どうして私まで片付けを手伝わないといけないのかしら。そういうのはジュン下僕であるあなたの仕事よ。」
「わ、私は食器を割ったりはしてないです。これはチビ苺が食器棚に激突した時に割れたです。」
「あ〜、翠星石ひどいの〜。雛お皿わってないもん。」
「僕じゃあ手伝うよ。」
どうしてこいつらは同じ人形なのにこうも違うのだろうか?
蒼星石は手伝うという意思が見えない。
「はいはい。皆早く片付けないとくんくん探偵始まっちゃうわよー。」
お姉ちゃんがそういうと、真紅は、ッハとしたように時計を見た。
「ジュンなにをしてるの早く片付けなさい。くんくんが始まっちゃうじゃないの。」
そういって真紅は本を置き立ち上がって食器の破片を集め出した。
それにつられるかのように周りの皆も片付け出した。
最後までやろうとしなかった翠星石も自分だけやらないと立場的に危ないと感じたのか急いで片付け始めた。
あぁー疲れた今日ここまでで勘弁してください。
続き希望の方は言ってください。また、つまらねぇと言う方も言ってください。
明日にでも続き書きます。