何処からか現れた水銀燈が、カナリーの双眼鏡を奪い取る。
「ふ〜ん、本当にいないわねぇ」
双眼鏡を取り上げた者を睨みつけるカナリー
「ちょっと、何するのかしら! ……って水銀燈!?
 こっ…ここは一先ず許してあげるのかしら〜〜!」
と捨て台詞を吐き、カナリーは傘を利用して何処かに飛んで行ってしまった。
「ねぇカナリー、真紅のミィーディアムは何時頃からいなくなったーー」
隣りを見るが誰も居ない。 素早く周辺を見渡すが、カナリーの影さえ見当たらない。
「って、居ないじゃない! もう…何時消えたのよぉ」

「目が覚めたのだわ?」
貼り付けにされたJUMに、真紅が語りかけた。
両腕を千切られ、両足をもぎ取られたその体には、頭と<自主規制>しかパーツが無い。
「狸寝入りね… 貴方が望むのなら首を掻っ切って上げてもいいのだわ?」
ピクンと彼の肉棒が動いた。体は動かないが<自主規制>だけは良い返事を返している。
「そう、そう言う事… なら許して上げてもいいのだわ」
真紅は下で唇を舐め、勢い良く彼の<自主規制に>齧り付いた。
その拍子に時限爆弾へスイッチが入る。ーー残り10秒。
真紅の動きが速さを増し、それに連れて、秒針の動きも加速されて行く。
 一際大きく彼の体が動いた。それは、彼の限界を告げる合図。
発射一秒前、地面にジッパーが現れ、ウサギが中から現れた。
0.5秒前、<自主規制>に貪り付く真紅を投げ飛ばし、爆発を阻止する。
0.3秒前、カウントダウンは止まらず、ウサギの顔が青ざめる。
0.1秒前、逃げようにも時間が無く、ウサギは聖少女領域を展開させた。
0秒、<自主規制>は臨界点を迎えた。 そこから吹き出す白い液体。
精巣より発し、尿道を駆け抜け、亀頭から噴出する白い子供達。
白い天使は乙女の壁をもろともせずウサギへと付着した。
「トットリヴィアーーーー!!」
ウサギは、自らの運命に恐怖した。

そう、トリヴィア、つまり之が雑学と言う意味である。
〜fin〜
…わりぃ、すまねぇ、ゆるせ。

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