モニターがほのかに部屋を照らしだす。
「だ、大丈夫だよな……」
短針は1の数字を指している。
ジュンは安堵の息をつくと、検索エンジンにしばらくごぶさただったサイト名を
弾き出した。
徐々に彼の息子が生理的反応を見せる。
そして思春期なら当然ともいうべき行為をはじめた。
「……どうしたのかしら?」
白の空間で、赤いドレスを身にまとった少女はさまよっていた。
突如として崩れ去った彼の夢。
「まさか水銀燈が襲ってきたのかしら……」
彼との夢の探索を楽しみにしていただけに不安がよぎる。
「こうしてはいられないのだわ」
彼女はあわてて近くのドアノブに手をまわした。
一方、久しぶりの閲覧に彼はいつもに増して興奮状態にあった。
「っ…ぅ…あっ…あっ……」
声をもらすほど快楽をむさぼっていた。
次第に限界が近づいてきたのか、彼の手はティッシュに伸びていた。
――彼のベッドにいちばん近い位置にある鞄
いま彼女は目を覚ました。
「……うぅ…まだ1時じゃないの……」
体を丸めたまま懐中時計をなおした。
「ふぅ……もう一眠りしましょう……」
徐々に頭がさえてくる。
「――そうだったのだわ。ジュンが危ないのだわ!」
彼女は、鞄の中でも、彼の、息を切らして水銀燈と闘っている様子が想像できた。
「ジュン!」
金具の外れる音と同時に、ジュンは一瞬で最悪の情景を予見した。
「――終わりだ」

絶頂寸前にあった彼の息子の勢いは急激に落ちた。
おそらく、今からはじまる幕劇は、アリスゲームよりも、梅岡の天然な晒しageよりも、
ヨハンの見た終わりの風景よりも、残酷なものだろう。
硬直した彼の背中に、冷や汗が流れた。
数秒の沈黙。
異様に長かった、数秒の沈黙の末に飛んできたのは、銃弾のような鋭い侮蔑の言葉だった。
「最低ね」
その頃の彼の息子は、すでに元気を失い、初秋のうつむいたひまわりのようになっていた。
続けざまに彼女は静かに言った。
「人間のオスって本当に野蛮なのだわ」
胸に重く突き刺さった。
ただ、彼が考えるには“お父様”はもっと(ry
「やっぱりくんくんだわ。人間のオスと違ってずっと紳士なのだわさ」
とうとう彼女にジュンは、犬、それもぬいぐるみの犬未満の格付けにされた。
しかし、これには彼も反論した。
「僕よりも犬がいいだって?ふざけるな!犬なんて発情期になればバンバンやって――るぅ」
弁証の途中に彼女が歩み寄ってきたのだ。
彼女はイスから立ち上がった彼の愚息を、好奇の目で見つめていた。
そんな彼女に、ジュンはあろうことか妙な期待を――その上、彼女にまじまじと見られて、
彼の息子は再び元気を取り戻してきた。
「なにコレ?こんなのでレディを満足させようって言うのかしら?」
彼女はほおを赤らませながら感想を述べた。
「なにを〜〜」
思わず彼女の顔に近づけた。
「イヤッ、けがらわしいのだわ」
彼女の言葉は微妙に矛盾していた。
それもそのはず。
彼女は(当たり前だが)性の交わりなど経験しておらず、第一人間のオスのいちもつを
本以外で見たのも初めてだった。

「はぁ……なんだか苦しいのだわ」
急にヘナヘナと座り込む彼女。
「おい、大丈夫か?」
彼女は顔をさくらんぼのように紅潮させていた。
「ええ……ぜんまいが切れかかっているみたい……」
「まったく、心配させやがって……」
ぶつくさ言いつつも、ジュンのさっきまでの妙な気持ちは、いつのまにか吹っ飛んで
いた。
――はずだった
彼はぜんまいを彼女の背中に押し付けた。
「ひゃっ、ち、違うわジュン、もっと上よ」
ジュンは、彼女の背中…というよりは臀部に近い部分を優しくさするようにぜんまい
を動かしていた。
彼の理性は崩壊した。
「お、お前たちが来て3ヶ月の間……僕はずっと我慢していたんだぞ」
「だからって……」
すると片方の手でドレスの上から胸をもみ始めた。
「だ、だめっ……ジュ、ジュン!いい加減にしなさい!」
彼女が振り返ろうとしたその時、ジュンは彼女をベッドに押し倒した。
「はぁ、はぁ、しんく……」
「ちょっ、ちょっと、あなたまさか……」
彼女が驚いたのはジュンの男性を象徴する部分だった。
先ほどとは比べ物にならないほど凛々しいものになっていた。
突然、ジュンが強引に彼女の口を奪う。
「んっ、んん……あっ……やだ……ジュン……」
徐々に、彼女の体の自由が利かなくなってきていた。
それを見越してか勝ち誇ったようにぜんまいを秘部の方へと侵入させる。
ついにそれは彼女の小さな、とても小さな膣穴に達した。
「ジュン!やめなさい!……あぅ……うぅ……いっ……巻いた……あと、どうなるか、お、覚えてなさい……」
もはや彼女に余力などなかった。

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