水銀燈はnのフィールド内で薔薇水晶と相まみえた。
突然の攻撃を受ける水銀燈
「誰!?」
「ダレ…」

「姿を見せなさい!」
「スガタヲ ミセナサイ…」

まるで楽しんでいるかのように、言葉を返す薔薇水晶
「ふざけないで!」
「フザケナイデ…」

「・・・」
「…。」

「・・・・・・」
「……。」

「・・・・・・あめんぼあかいなあいうえお」
「アメンボアカイニャアイウエオ…」

「ばすがすばくはつばすがすばくはつばすがすばくはつ」
「…バスバスバクバツバクバツバクバクバクバツバクバク………ウウ」

「ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた」
「ボウズガボウズニボウウ…………ウワーン!」

こうして水銀燈は薔薇水晶との戦いに勝利した。をわり。

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「はぁ?早口言葉が言えるようになりたいって?」
おうちに帰った薔薇水晶はエンジュにお願いしてみたけれど
その願いはかなえられず、毎日早口言葉の練習にこっそり励む薔薇水晶でしたとさ。
「アカマキマキアオマキマキキマキマキ…」

 ところで、元冶の公式設定について、誰か教えて貰えませんかね?
 以下の様な話を作っていたんですけど、
 トロイメントしか見てないので合っているのかどうか解からないもので。

翠星石は元冶の時計屋に来ていた。
アリスゲームに至った今までの経緯と、蒼星石が眠りについてしまった事、すべてを語って老夫婦に謝ろうと思っていた。
部屋には誰もいなかった。かつて蒼星石が暮らした空間だけが広がって、思ったよりも部屋が大きく感じられるのだった。
翠星石は一冊のノートを見つけた。それは元冶が返らぬ蒼星石を想い、心を綴ったものだった。
悪いとは知りつつも、翠星石はそれを手にとると、静かに読みはじめる。

×月○日
蒼星石は戻らない、こんな老人にまで心配をかけるなんて、
また息子を無くしたような虚しさを味わおうとは思いもよらなかった。ばあさんもめっきり年をとった。
せめて、元気でいるのかでも知らせて欲しいものだ。

「おじいさん…ごめんなさいです。翠星石がもっとしっかりしていれば、こんな事にはならなかったです」
翠星石は身につまされる想いで読み続ける。

(中略)

×月☆日
蒼星石の夢を見た。悪人に捕まって泣いている夢だった。
本当に心配でたまらない。こんな事ならもっと強い体にでも改造しておくんじゃった。
強いといえば、やっぱり顔にリベット接合を施したロボット顔じゃろうか。
腕に銃を仕込むなんてアイデアも良いかもしれん。
幸い、銃についての知識は、わしがマンシューにいた頃に頭に叩きこんじょるので、改造など訳ないじゃろう。

「…はい?」
いつの間にか日記は妙な方向に思考が行っちゃっていた。

×月×日
帰って来たらうんと叱ってやろう。そうじゃ、シンバルを叩くチンパンジーの玩具に頭だけ付け替えて1日中反省させよう。
シンバルを叩きながら「ごめんなさいごめんなさい」とあやまる蒼星石も案外カワイイかも知れん。
さすればもう2度と危ないまねもせんじゃろう。

×月△日
また蒼星石の夢を見た。三輪車に頭だけくっつけた蒼星石が、わしらのさんぽに付いて来て
「オジイサマ、オジイサマ」といいながら周りをくるくる回っている夢じゃった。

「…おじいさんって一体…」錯乱の度合いが激しくなってゆくのをひしひしと感じる翠星石。

×月□日
毎日の生活がすごく辛い。
こんな事なら蒼星石をもっと鍛えておくんじゃった。
敵に体当たりして砕け散る位の精神力を鍛え上げておいたなら、きっとこんな事にはならなかったじゃろう。
昔、ヤミ市から流れた軍用品が沢山あるで、手榴弾の1発や2発、蒼星石の体にしこんどくんじゃったと悔やまれてならん。

「……さて、ジュンの所に帰るですか。」
延々と続くヤバげな日記をポンと机に放り投げ、何も告げずに立ち去ろうと決めた翠星石だった。

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