いつもの様に皆がリビングでテレビを見ていた。
見ている番組はくんくん探偵だが、今回のくんくん探偵は少しだけ恐怖の要素が含まれていた。
恐怖の要素と言ってもそれ程は怖くなかった。
だが、真紅と翠星石だけは別の様でテレビが終わった後も翠星石は蒼星石、真紅はジュンとずっと一緒だった。
「翠星石、やっぱり怖かったの?」
「あ、あんなのなんか全然怖かね―です」
蒼星石の何もかも見通した様な言い方に翠星石は必死になっていた。
その時、翠星石と蒼星石の視界に真紅がジュンにベッタリとくっついているのが入った。
蒼星石が少しにやけた表情で翠星石に言った。
「翠星石も僕なんかより愛しの人の所に行ったら?」
「な、な、何言ってるですか!!私はチビ人間の事などぉ・・・・・」
顔を赤くするのと共に声も段々と小さくなっていった。
そして、立ち上がりジュンの方へと歩いていった。
「愛しの人か・・・・・・・僕の愛しの人って誰だろ?」
翠星石が行ってしまい一人だけソファーに座り込んで考え始めた。
「僕はおじいさんもおばあさんも好きだけど、それは多分愛とは違うよね?翠星石だって皆だって好きだけど・・・・・」
「ジュン君だってノリさんだって好きだけど違う・・・・・・」
段々と深く考え込む様に蒼星石はなっていった。
小一時間程蒼星石は考えた末に蒼星石は考えるのを止めた。

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