ドールズのゴキブリ退治

何事もない午後、いつもの桜田家にはローゼンの創りし人形が4体
真紅、雛苺、蒼星石、翠星石
本来この家の家主である桜田の者共
のりは部活、JUMは図書館で自習に出かけていて不在である。
なので留守番を担っているドールズは、我が物顔で桜田宅を占拠する。
ドール達は一階のリビングルームにたむろし
真紅はいつものソファーで
翠星石は真紅の隣で醤油煎餅を片手にバリバリ音を立てながら
一緒にくんくんを観賞している。
しかし、翠星石はくんくんの一コマ一コマにいちいちTVに向かってツッコミを入れるので
その隣から聞こえてくる騒音に、真紅は少し迷惑気味である。時折「うるさいわよ」の文句が1つ
雛苺はリビングの床におもちゃを散かしてクレヨンで紙にお絵描き
蒼星石はダイニングテーブルの椅子に座り読書。
そんな時間が流れて行った・・・
そして、その静かな時間はある一匹の、"やつ"によって打ち崩される。
最初の異変に気付いたのは雛苺である。
寝転がりながら紙に向かってお絵描きをしていた雛苺が何となく顔を前に上げる。
すると、翠星石が齧っている煎餅の飛び散ったカスが床に散らばっていて
それを貪る黒光りした、平べったい異物の生命体が雛苺の目に入る。
雛「ねぇー、その黒いのなーにー?」
真「ん?」
翠「ん?」
雛苺の一声に真紅と翠星石が振り返り、雛苺の指さす方に目線を向ける。
真「キャ、キャァァァー」
翠「ゴ、ゴ・・・ワァァァ」
蒼「一体どうしたの?」
ソファーで狂ったかの様に騒ぎ立てる2人に気付き
蒼星石が2人に声を掛ける。
すると、半べそ状態の翠星石が突然抱き付いて来て
蒼「わ、わっ!・・・だ、だからどうしたのさ」
翠「あ、あれですー、あれーーー!」
蒼星石に抱きつきながら、目線は蒼星石の胸元にしっかり留めつつ
恐怖で体を震わせながら、指先を奴に向ける。
蒼「え・・・?」
その指先を辿り蒼星石が黒光りした"やつ"を見る、そして
蒼星石の時間が止まった・・・
悲鳴を挙げながら逃げ惑い、荒れ狂う真紅
妹に震えながら、妹に抱き付く翠星石
そして、体が完全に凍りついた蒼星石
突然の三人の豹変した光景に
雛「うにゅー?」
雛苺は状況が理解できず呆然としている。
一通り暴れた後、ドール達はリビングルームから一時撤退
そして、作戦を練り、ゴキブリの掃討作戦が始まる!(凍りついたままの蒼星石は外に放置
雛苺はゴキブリに対してさほど嫌ではなかったが
翠星石の
「奴はお菓子を盗み食いするんですー、あのまま放って置くと雛苺の苺大福やお菓子やら
 食べられちゃうですよー」の一声に洗脳される。 

それから様々な作戦が行なわれたが
【ここはどんな作戦、話の流れにするか書き手様の意向に任せます】
ゴキは一向に健在、掃討は叶わず・・・
そして、その苦戦はある一人の鬼神によって打ち砕かれる。
様々な攻撃を回避したゴキブリは
逆襲としてドールズに向かって攻撃を仕掛けようとする。
1ヵ所に固まり、恐怖に体が硬直するドールズ
そしてゴキブリが、翼を開き!ドールズに空中体当りを仕掛けようとした、その時!
勢い良くリビングルームのドアが開き
フリーズ状態から復活した蒼星石が武器となる鋏を片手に現われた!
翠「蒼星石・・・!」
蒼「・・・・・・・」
次の瞬間、蒼星石が勢い良く飛び上がりゴキブリに鋏によるメッタ斬り
衝撃破のカマイタチを次から次へとゴキブリに叩き付ける
恐怖に必死に逃げ惑うゴキブリ、そしてその刃の主は・・・笑っていた。
蒼「アハハ、アハハハハハ!!!」
翠真雛「蒼星石が狂ったですだわなのー!」
その獲物をを刈らんとする姿は鬼の形相、鬼神以外の何者でもなかった。
豹変した蒼星石に唖然とする一同
蒼「食物連鎖に置いて下等な糞虫が、ざけんじゃねーぞ!糞野郎がー!」
その鬼と虫の一方的な祭りは、数十分続いた・・・

祭りが終り、その攻撃から奇跡的にも生き延びたゴキブリは気絶していて
鬼、もとい蒼星石は全ての呪縛から解き放たれたがごとく
満面の笑みで寝てしまっていた。
雛「こ、怖かったのーー」
真「あなどれない、わね・・・蒼星石」
翠「・・・これから蒼星石とどう付き合ったらいいか、躊躇しそうですぅ・・・」
触るのも嫌なので、とりあえずビニール袋にゴキブリを入れて
ゴキブリの処分について三人で考えた
外に逃がすのも、また帰ってこられたらたまらない
かと言って、殺すのも気持ちが悪い。

そして、この家の家主JUMが帰ってきた
JUM「ただいまー」
と、一声掛けたが声が返ってこない
不思議に想いながら、JUMはリビングルームのドアを開ける。
すると、・・・そこにはとても悲惨な光景が広がっていた。
なぜか笑って眠っている蒼星石、そして
先の祭りにより、無数の切り傷と衝撃破によりリビングルームが半壊していた
JUM「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
リビングで木魂す悲鳴をよそに、他のドールズ三体は桜田家の鏡のある部屋にいた。
真「これしかないわね」
翠「画期的ですー♪」
雛「素晴らしいのー♪」
真紅達は、ビニール袋を鏡の中に投げ入れた。こうして、この家の悪は過ぎ去った。

所かわってここはみっちゃんの家
みっちゃんは仕事で家を留守にしていて、金糸雀が一人遊んでいた。
すると突然、いつも出入りに使用している鏡が光りだす。
金「何かしらー?」
鏡の中から袋が1つ現われた。
そして金糸雀が、その袋を覗き込んだ。
ゴキブリ「」
金「ギヤァァァァァ!」



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詳しく書けば書いて下さる方がいらっしやる様なので
あぁ、自分にも文才があればねw

これは、とりあえず頭の中に浮かんでいる話を抽象的に文面化した物なので
書き手様の好みに合わせて更正してもらってもかまいません。

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