前スレに書いた、真紅が特撮にハマッてしまった話の続き

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 あれ以来、真紅は特撮にハマッた。
 土曜日、朝7時29分。
 テレビの前で行儀よくスタンバイしている。
「……」
 あまりに真剣な姿に他のメンバーも興味を持ち始めた。

 ちゃーちゃーちゃ、ちゃーちゃちゃー、ちゃーんちゃちゃちゃちゃちゃん

『ウルトラマンネクサス』

「ウルトラマンかよ」
「あら、ずいぶん懐かしいわね。これが今風のなんだ」
「うるとらまん、てなぁに?」
「悪い怪獣をやっつける正義のヒーローよ」
「へえ」
「ひなも見るー」
「ふーんです、くっだらねー番組に決まってるd……」

『キシャアアアアアアアアアアアアアアッッ!!』

「ひいいいいいいいいいいっっ!?」
「んきゃああああああああっっ!?」
「……うるさいわよ」
 結構目がマジな真紅。
「さ、最近のウルトラマンは、その、怖いのね……」
「……いや、真紅もかなり怖いぞ」

 視聴開始
 …………………………
『ジュン、素敵な写真、撮れた?』
『……セラ』

「お〜、ジュンと同じ名前なの」
「だ、だから何だよ」←結構嬉しい

 ………………………………
『俺は……今度こそ守ってみせる。
 それが俺に与えられた使命だ』

『立てっ、ウルトラマンッ!!』

『この光は、決して希望を捨てない人達のためにある。
 それが分からぬお前が、勝てるはずが無いっ!!』

「「「「……」」」」
 次第に引き込まれていく一同。

 …………………………………………
『セエエアアアアアアアアッッ!!』
『オオオオオオアアアアアッッ!!』

 ぶつかり合う光と闇の破壊光線。
 凄まじい爆発が周囲を覆い……
 ウルトラマン、姫矢准が、弧門を見つめた。

『姫矢、さん……?』
『まさか……』

 爆発の中に飛び込むウルトラマン。

『なにっ!?』
『セアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!』

 渾身の拳を闇の巨人に叩き込み……そして……。

『……弧門、光は絆だ。誰かへ受け継がれ、再び輝く』

 静かに微笑み、ウルトラマン、姫矢准は、光の中へ、消えた。

 ………………………………………
 視聴、終わり。
「い、いやあああああっっ!! ウルトラマンが、ウルトラマンがーーーーーーーーー……っっ!!」
「うわあああああああん!! 死んじゃったのーーーーーーーーっっ!!」
「う……ぐすっ、大丈夫、大丈夫だよ、彼の想いは決して消えないんだから」
「そうよ。光は、必ず誰かに受け継がれるのだわ」
 ジュン以外、皆して、ボロボロ泣きながら、熱く語り合っている。
 朝っぱらからシュールすぎた。
「……マトモなのは僕だけか」
 ジュンが引いている。

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こんなアホな話書いてすんません
ていうか、みなさん、元ネタわかるのかな……(汗

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