「セックスするですぅ」
ぶーっ! さすがの蒼星石もこれには飲んでいた紅茶を吹きだしてしまった。
まさか翠星石からセックスしましょうなんて言われるとは思ってなかったのだ。
「じゃあ誰なら言われると思ってたんだ?」と聞かれれば困るが。
「え? え?」
じりじりと迫る翠星石から顔を真っ赤にして逃げるように後退する蒼星石。
「しましょう、ソ・ウ・セ・イ・セ・キ」
ニッコリと笑う翠星石とは反対に蒼星石はたじたじである。
「だ、だけど」
「翠星石の事、嫌いですか?」
「いや、ぼ、僕は翠星石の事好きだよ」
「じゃあいいじゃないですか」
のしかかってくる翠星石。翠星石のふわふわの髪が蒼星石の頬をくすぐる。
「え、え?」
まだ自分の置かれている立場が判らず、笑顔を張り付かせて翠星石を見つめている。
ぷちゅんと触れる翠星石の唇。舌が入ってきても何の抵抗もなく受け入れてしまう。
それどころか翠星石の身体を支えるように彼女の肘に手をおいた。
「うふふ。その気になったですか?」
「そ、その気にとかって。」
「決まってるですぅ」
「ひゃっ!」
股間をなで上げられ、思わず声をあげてしまう。
翠星石は蒼星石の首筋にキスをしながら服を脱がせていく。
「触れてくださいですぅ」
蒼星石の手をとって胸に触れさせる。頭が爆発するくらい真っ赤になる。
「あ、いいですぅ。強くて、熱くて」
翠星石の唇から舌が這い出てきて蒼星石の舌を舐める。
蒼星石の胸をむにゅむにゅと揉みながらキスを貪る。
舌に触れようとすると逃げるので追いかけそのおかげで口内を貪る。
蒼星石は翠星石の服を脱がし、胸にむしゃぶりついた。
乳首を吸うと翠星石はそれに答えるように声をあげた。その声を自分が出させているのだと
思うと、不覚にも興奮してしまった。
「す、翠星石」
「ああ、気持ちいいですぅ。そ、そ、蒼星石いい」
形のよい胸を震わせて身体をひねる。蒼星石は恐る恐る下肢の割れ目に手を伸ばした。
柔らかい茂みを掻き分け突起物が指先に当たって手を止める。
「あ!あ!やああああん!
今までに無い甘い嬌声にくりくりと指を転がす。
「あ!あ!気持ちいいですぅ」
ぼやっ・・・
あ、あれ?何だか景色が歪んで見える・・・
頭がぐらっとして意識を手放してしまった。
・
・
・
「う、ううん・・・ゆ、夢?!」
「起きましたか?蒼星石」
とろんとした目を開けると目の前には翠星石がいた。
はっと、先ほどまでの自分の情けない夢を思い出し蒼星石は真っ赤になって
涙ぐんだ。
「ど、どうしたですか?!蒼星石!どこか痛いんですか?」
「うん・・・ココロが痛いよ・・・翠星石・・・ぐすっ」
終わりです
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短いし、酷いですね・・・これ。
本当に申し訳ないです。