いつからだろう。僕が真紅と毎晩密かに会うようになったのは…… 

いつもの午後。ジュンは真紅たちと紅茶を飲んでいた。 

「あら?のりが淹れたにしては上出来だわ。」 
真紅が、紅茶をすすりながら言う。 
珍しい真紅の賛辞にのりは一瞬驚いたが、すぐに照れに変わった。 
「え、そ、そう……よかったわぁ。」 
ジュンはその嫁と姑のようなやり取りを横目に、ネットショッピングに勤しんでいた。 

(……やけに今日は機嫌がいいなあいつ……) 
やはり、昨日あれだけ喜ばせたからか。 

「そうですかぁ?翠星石はいつもと変わらないと思うですぅ。」 
「ヒナはイチゴがあればいいの〜!」 
翠星石・雛苺の二人もそれぞれ意見を言いあう。……後者はとてつもなく失礼なのだが。 

ふと、真紅と目があった。 
何かを伝えたいような目をする真紅。 
ジュンはそれだけで理解し、そっと了解の目配せをした。 

そんな二人を、翠星石は何か不満げに見つめていた。 

その日の深夜。 
静まり返ったジュンの部屋。そこには三つの鞄が閉じて並んでいる。 
が、今は一つだけ開いていた。 

ジュンがベッドからむくりと起き上がり、キョロキョロと辺りを見回す。 
鞄の方を確認し、ゆっくりと静かに部屋を出る。 
向かうのは一階にあるリビング。 
ギシギシと階段が音をたてる。慎重に降りていく。 
リビングの前に着く。すでに中には人の気配がしていた。 

「ジュンね。入っていいわよ。」 

リビングからは真紅の声。 
音をたてぬように静かにドアを開けて中に入る。 

「待たせたか?」 
「だいぶ……ね。まったく、主人を待たせるなんてダメな下僕ね。」 
ソファーの上にちょこんと座っている真紅が答える。 
窓から入る月明かりのせいで、真紅がいつもより妖しく美しく見えた。 
「ちゃんと償いはする。」 
そうジュンは言い、真紅の横に腰掛け優しく唇を重ねた。 

長い長いキス。 

だんだんと二人は興奮してきたのか、キスは更に激しいものになる。 
「んっ……はっ……ジュン……」 

ぺちゃ、くちゅ 

二人の唾液と舌が絡み合い、淫靡な音をたてる。 
キスは継続させつつ、ジュンは真紅のドレスを脱がし始める。 
「今日は僕が真紅にしてやる。」 
ドレスを脱がし終え、さぁ今からお楽しみというとき…… 

「ちょっと待って、ジュン。」 

突然の真紅からの制止の言葉。 
ジュンはごちそうを前に、お預けを食らった犬のような顔をする。 
「……どうしたんだよ。何かあるのか?まさか人形に危険日なんかが…」 

ぱんっ! 

「いえ……なんでもありません……」 
平手で容赦なく叩かれた頬をさすりながら、ジュンはもう一度聞く。 
「で、どうしたんだよ。」 
「……居るんでしょ?」 
リビングのドアの方に鋭い視線を向け、何者かに問いかける真紅。 
「わかっているのよ。でてきなさい……翠星石。」 

しーんと静まり返るリビング。 
どうやら夜の静けさだけではないようだ。 
「お、おい何言って……あいつはちゃんと部屋に居るはずで、」 

ガチャ 

リビングのドアが開かれた。現れたのは、翠星石。 
ジュンは驚愕のあまり、口をパクパクとさせる。まるで酸欠の金魚のように情けない顔だった。 
対する真紅は冷静そのもの。やはり年の功(?)というのは素晴らしい。 

「……バレてたですか。」 
イタズラがバレた時にする表情……とは違い、少し寂しそうな表情を翠星石は浮かべる。 
「ええ。あなた、昨日から覗いていたでしょう。」 
あくまで冷静に答える真紅。 
ジュンが「えぇ!」といちいちリアクションをとるが気にせず真紅は続ける。 
「どうして、覗いてたりしたのかしら?」 
真紅は答えは分かっているのにわざと質問をする。 
「そ、それは………」 

その問いかけに翠星石はとまどう。 
ちらちらとジュンを見ては答えるのを渋る。 

「あなたもジュンのことを愛しているのでしょう?」 

真紅は核心を突く。 
その言葉に、ぴくんと体を震わせ翠星石は反応させ 
「……はい……です。」 
恥ずかしそうに肯定する。 
その答えに真紅は満足げに微笑む。 
「そう、素直な子ね。」 

「それじゃあ、こっちにいらっしゃい。一緒に楽しみましょう。」 

ぺちゃ、れる、れる 

「そう……上手ね。翠星石。」 

先ほどの真紅の提案により、今夜は翠星石も加わることになったのだが、翠星石が言うには 

「すすす、翠星石はこんなことしたことないですぅ。ど、どうしたらいいですかぁ」 

…ということらしいので今は真紅により教育、今はフェラの、を受けている。 
もちろん教材はジュンだ。 

「もっとそこを、そうカリの部分を舐めて。」 
「こ、こうれすかぁ?」 
ぺろぺろと翠星石の小さな舌が丹念にジュンのカリを舐める。 
「うっ……気持ちいいよ、翠星石……」 
「ほ、本当ですかぁ!?うれしいですぅ……ちゅっ……ちゅぱ……」 
いつもと違い従順な翠星石の態度が、ジュンの支配欲を刺激する。 

(我慢、できない!) 

「え……ジュン、何を……んっ、んん〜〜!」 
ジュンは翠星石の頭を鷲掴みにして、無理矢理に自分のモノを強引に出し入れさせる。 

モノが喉の奥に当たり、翠星石が苦しそうに喘ぐ度に舌が先端を刺激する。 

「あぁ!いいよ!翠星石の口!温かくて、ぬるぬるで、まるで入れてるみたいだ!」 
じゅぶぅ、じゅぶぅ、と唾液と先走り液とが混じったものが出し入れの度に飛び散る。 
「……もう…でる!」 

どぴゅ、どぷ、どぷぷ 

翠星石の口の中にジュンの分身が迸る。 
「んふ〜!ふっ、む〜!……」 
ごくん、こくん、と飲み干していく翠星石。 

「まったく……躾のなってない下僕ね……」 
呆れた表情でジュンを睨む真紅。 

「次は本番よ。翠星石、ドレスを脱ぎなさい。」 

「……恥ずかしいですぅ…」 
翠星石が乳房と性器を手で隠す。三人とも裸で向き合っていた。 
「あら、何を恥ずかしがる必要があるのかしら?……こんなに綺麗なのに」 
「あ……」 
真紅が翠星石の秘部に手を伸ばす。 
わずかにだが、そこは既にしっとりと濡れていた。 

「綺麗ね……そうでしょ、ジュン。」 
「ああ。綺麗だよ翠星石。」 
ジュンも翠星石に手を伸ばし、優しく頬を撫でる。 
「で、でも……ひゃ、ふぁぁぁ……」 

ぴちゃぴちゃと真紅が翠星石の秘部をかき分け、舌で愛撫を始めた。 
「そんなところ、汚いですぅ!……あっ、むぅ……」 
唇をジュンにふさがれる。更に舌まで入れられる。 

乳首が、ジュンの指でいじられる。たまらない快感が翠星石を襲う。 

「あふぁ……らめですぅ……なにか変になってきたですぅ……」 
翠星石の秘部はもうびしょ濡れだった。 

「さあ。翠星石、いよいよ挿入よ。」 

仰向けになるジュン。その上に真紅と翠星石がまたがる。 

「いい?翠星石。最初は痛いかもしれないわ。でも、だんだんと気持ちよくなるはずよ。」 
「は、はいですぅ。」 
自分の性器にジュンの勃起したモノをあてがう。 
くちゅりと粘膜と粘膜がこすれる音。 
「さあ、ゆっくり腰を落として……そう、ゆっくりと……」 
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!い、痛いですぅ!」 
みちみちと音をたてそうなくらいに、翠星石の中は狭い。 
「くっ……きつい……」 
赤い血が、翠星石から流れ出す。 
物凄い締め付けに、思わずジュンは顔をしかめる。 
「大丈夫。力を抜いて……」 
翠星石に優しく口付けをする真紅。 
髪を撫で、優しく声をかける。 

「お、おい。本当に大丈夫か?そんなに痛いならやめても……」 
「いや、ですぅ。翠星石も、ジュンのことを……痛っ……愛して……」 

ずぶぶ、ずぶぶ、ずぶ 

少しずつだが、確実に入っていく。 

ずぶん 

「はぁ……は、はいった……」 
ようやく根本まで挿入することがてき、安堵する翠星石。 

「まだよ。ここから動くのよ。ジュン、ゆっくりお願い。さっきみたいに強引にしたら本当に呪うわよ。」 
「わ、わかってる。」 

ず、ずず、ずん 

静かにゆっくりとジュンは下から翠星石を突き上げるように腰を動かす。 
「あぁっ!……いっ……んんっ……はっ!……痛っ!……」 
まだ翠星石は痛いようだ。 
だが、だんだんとほぐれてきたのか、少しジュンの腰のスピードがあがる。 

ずぶん、ずぶっ、ずぶぅ 

翠星石の腰をつかみ、リズミカルに腰を振るジュン。 
「あ……なんか、んん!……気持ち良くなって!……あぁん!」 

「あぁっ!すごっ……気持ちよすぎる!でる、でる!」 
既に両者が腰を振っていた。快感は更に高まる。 

「ひぅ!何かくるですぅ……ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 
「あぁ!でる!」 

どぷぷぶ、どぷ、どぷどぷっ 

二回目とはとても思えない量の精子をジュンは放出し、翠星石の中を満たす。 

「はぁはぁはぁ……ジュン……」 
満足感に酔いしれ、恍惚とした表情を翠星石は浮かべていた。 

「……良かったわね。翠星石。」 
真紅が自分のことのように喜び、翠星石に話しかける。 

「もちろん、ジュンには私とも続けてやってもらうわよ。」 
「すすす、翠星石もまだまだいけるです!一緒にやるですぅ!」 
「……勘弁してくれ……」 

夜は長いことに今更ながら気づくジュンだった。 

                                    〜fin〜 

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いつのまにか翠星石がメインになっていくのは後ろの幽波紋のせいなので御容赦を。 
疲れた……寝る('A`) 

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