ジュンは久しぶりに平和な時を過ごしていた。 
翠星石と雛苺・真紅は買い物に出掛け、今桜田家にはジュンしかいないのである。 
『ふふっ……これも買い……っと』 
ジュンが薄気味悪い笑顔を浮かべてマウスをクリックした、相変らず呪いグッズの購入に余念が無かった。 
その時、突然窓ガラスが粉々に割れ、黒い固まりが部屋に飛び込んできた。 
トラトラトラ!!と頭の中に響いてきた、ここは真珠湾かよ……とジュンはボソリとつぶやいた。 
『こんにちわぁ〜♪あら?あの馬鹿の真紅はいないのかしら?』 
やっぱり水銀燈であった、いい加減窓を割って奇襲をかけるのも正直止めてほしかった。 
『またお前か…今度はなんの用?』 
ジュンが呆れた様に聞いた、すると水銀燈はニヤリと笑うとジュンの頭を思いっきり鈍器みたいな物で殴打した。 
『ヒデブッ!?……』 
ジュンは意味不明な声を上げて床に倒れた、すると水銀燈はクスクスと笑いながらレンピカを呼び出し、ジュンの夢の中に飛び込んだ。 
これがジュンの人生の分岐点になる事も知らずに…… 

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ジュンはまるで死神が近づいてくる様な羽根音に目を覚ました。 
『あ〜ら♪御寝坊さんなのね?♪』 
ジュンはその声に寒気を起こした、今目の前に水銀燈がクスクスと笑いながら冷たい目を自分に向けていたのだ。 
『お、お前は…水銀燈』 
ジュンが唇をワナワナと震わせて言った、逃げだそうにも羽根が両手・両足をがっちりと拘束していた。 
『覚えていてくれたのね?フフッ……嬉し♪』 
水銀燈がジュンの頬を手で軽く撫でて微笑んだ、しかしジュンは違和感を覚えた…いつもとどこか違う…。 
『よ、用が無いなら離してくれよ…』 
ジュンが精一杯強がってみせた、だがそれを嘲笑うかの様に水銀燈はポケットから何かを取り出してジュンに見せ付けた。 
それにジュンは凍り付いた……。 
《続くっぽい》 

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そう水銀燈が取り出したのは二枚の写真であった。 
一枚目には翠星石との情事が、そして二枚目には真紅との情事が写っていた。 
『うふふ♪これを街中にバラ撒いたらどうなるのかしら?』 
水銀燈がニヤニヤと笑いながらジュンに写真み見せ付けた。 
『や、止めろ…止めてくれぇ…何でもするからぁ…』 
ジュンが必死になって呻いた、それを見た水銀燈は頬を紅に染めた。 
『じゃあ……私にも同じ事をしてちょうだぁい♪』 
水銀燈がジュンの耳元で囁いた。 
次回第三話完結 
《作者のチラシの裏》 
うはっwwww短すぎwwwwおまけに間が空きすぎwwww……ごめんなさい…… 
それよりも翠星石さんの続きに期待します 
……書き手呼び込みの為一度浮上させます 

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ジュンと水銀燈、既に両者共々全裸となり互いに向き合っていた… 
水銀燈は他のドール達よりも多少大人びて作られているのか胸が大きかった。 
その姿が狂おしい位美しく妖艶に見えた。 
『水銀燈……』 
ジュンは水銀燈を抱き締めて濃厚なキスをした、やはり初めてなのか少し体が震えていた。 
『ジュン……チュプっ…』 
水銀燈が目にうっすらと涙を浮かべてジュンの舌を受け入れた、今まで自分をジャンクだと自責し嘘で自分を塗り固めて来た…しかしそれもようやく終わりを告げた。 
ジュンは水銀燈をそっと床に寝かせるとその大きめの胸に敬意と愛を込めて弄び始めた。 
『綺麗だよ、水銀燈…』 
ジュンが水銀燈の胸を揉みほぐしながら言った、ジュンは自分と水銀燈が重なって見えた、強がりながらも心は繊細で壊れやすい…ジュンは真紅達と出会って自分が変わった、愛を知り優しさを知った。 
『じ、ジュン…あ、ハァ…き、気持ちいいよぉ♪…』 
水銀燈がジュンの愛撫を一身に受けて身を捩らせながら言った 
ジュンはそっと指を水銀燈の秘所に伸ばすと…そこはカトリーナやリタと比べ物にならないぐらいの大洪水となっていた。 
ジュンのナニも既にランドマークタワー並に勃起し、お互い挿入の準備が完了していた。 
『ま、待って!!』 
ジュンが上になって水銀燈に挿入しようとした瞬間、水銀燈がそれを遮った。 
『嫌なら無理しなくてもいいんだぞ?』 
ジュンが多少凹みながらも言った、確かに怖いのかもしれないな…とジュンは思いながらもションボリとした。 
『違うの……その、わ、私が上になってあげるわ……』 
水銀燈がジュンを見つめて言った、その目は決意に満ち溢れ、恐怖や痛み等どこ吹く風であった。 
『あぁ……解ったよ』 
ジュンは頷くと床に寝そべり水銀燈が自分の上にまたがるのをじっと見つめていた、俗に言う騎乗位である。 
どこかぎこちないが、そこがまた愛くるしかった、水銀燈はプルプル震えながらもゆっくりとジュンのナニに腰を下ろした。 
『う、あっ……大きぃ……痛ぅ…』 
水銀燈の太股をな純潔の証である鮮血が伝っていた、やっぱり人形と言えども血が通っているんだな…とジュンは自分のナニが締め付けられる快感に酔い痴れながら思った。 
『うぅっ……き、キツイ……』 
ジュンが慟哭に似た様な呻き声を上げた、気を抜くと暴発しかねない程の気持ち良さだった。 
二人は繋がったまましばらく動かなかったが…一番最初に腰を動かしたのは水銀燈であった。 
『あぅ♪き、気持ちいいわ♪……それに熱い…』 
水銀燈が陽気な声を上げて必死に快感を求める様に腰を振り始めた。 
ジュンもその快感に声にならない様な軽い悲鳴を上げた、そして互いに快感を貪る様に腰を振り続けた。 
『あはっ♪ジュン!!水銀燈イっちゃうよ♪あ、イクッ!!イクゥ!!』 
水銀燈が胸を揺らし口からだらしなく涎を垂らして絶頂に歓喜の声を上げた。 
『ぼ、僕も!!い、イクッ!!』 
それに少し遅れてジュンも己の欲望を水銀燈の中に放出し、そのまま意識を失った。 
息と服装を整えた水銀燈は眠っているジュンの寝顔を微笑みながら覗き込み、その唇に水銀燈は心から愛を込めてキスをした…。 
〜fin〜 
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《大好評(?)作者のチラシの裏》 
いやぁ、だいぶうpが遅れて申し訳ない(汗 
まぁ今回水銀燈を出すに当たって悩むことがありました…第一に胴体部分の有無です、アニメ版か漫画版かと悩みぬいた末に漫画版をチョイスしました 
第二に水銀燈に責められるジュンにするか、もしくは水銀燈を責めるジュンにするか……間を取って純愛にしときました(期待していた人、ゴメンなさい) 
さて次回は残念ながらそんなにエロが無く、大半は爆笑パロディと言う、作者のワガママ作品に付き合ってくれたら幸いです(つーか題名からしてパロ『ルパン三世〜ロシアより愛を込めて』より…知ってる人いるかな?) 
最後に一言言わせてください…>>126の言う様に俺は荒らしに屈する事無くうpを続けていくつもりです 

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