ここは…どこだ? 

眼前に広がる森。生物の気配すら感じられない。 
一体何故こんなところにいるのだろう… 
僕は…どうして… 

「犯人はあなただ!!」 
今日も斬れ味鋭い名推理で難事件を解決した我らが名探偵、その名はくんくん。 
その日も一仕事を終え、事務所で大好きなパイプを吹かしていた。 
…誰かが僕の名を呼んだような… 
不思議に思い、辺りを見回す。誰もいない。 
「?」 
再び誰かが僕を呼ぶ。外だろうか。 
事務所の扉を開け、外へ踏み出す。 

そして冒頭の科白。 
事務所を出たくんくんが見たものは、見慣れた町並みでも 
自分を呼ぶ誰かでもなく、どこまでも広がる森だった。 

振り返る。と、たった今自分が出て来たはずの事務所の扉も煙のように消えていた。 
困った。いつもは誰もが解決を諦めるような、複雑に絡んだ糸のような事件を 
すらすらと解きほぐす脳細胞。それをフル回転させてみても、 
何故自分が見知らぬ森にいるのか、どうすれば脱出できるのか、等の 
解決策が全く浮かばなかった。 
「どうしよう…」 
つぶやき、立ち尽くす。 
しかし、いつまでもここにいる訳にはいかない。名推理を待ち望む 
依頼人が、自分の帰りを待っている。 
「とにかく、誰かを探そう。」 
何事もまずは行動。我らがくんくん探偵は第一歩を踏み出した。 

探索すること一時間、目の前にはやはり森。 
歩き疲れ、一休みしようと近くの石に座り込もうとしたその時。 
「ああらぁ、こんな所に迷子だなんてぇ、」 
黒い翼をはためかせ、銀髪の天使が舞い降りてきた。 
「まったくお馬鹿さぁ…あ…あ!?」 
目の前に現れた、美しい天使…女性は、しかしながら何か信じられないものを 
見たかのように、せっかくの美貌が台無しになるくらい大口を開け、 
固まってしまっていた。 
「あの…貴女は…?」 
「く、く、くくく…くふっゲホッ」 
「ど、どうか落ち着いて、実はお伺いしたい事」 
「くんくぅん!!!!!?」 
突然大声で僕を呼ぶ女性。モテる男は辛いなあ、じゃなくて。 
「は、はい。僕は探偵のくんくんです。貴女は?」 
「いやぁぁん♪本物なのね?そのどこかとぼけているようで精悍なお顔、 
腑抜けているようで優しく愛しいお声、冴えないわんこのようで 
漢らしいそのお姿!!こんな所でくんくんに逢えるなんてぇ♪♪」 
どうやらテンパっているらしい。僕の声が聞こえていないようだ。 
しかも所々僕の心を引き裂くような暴言が吐かれたような。気のせいだろう。 

「僕は探偵のくんくん。貴女にお伺いしたいことがあります。」 
さっきも言ったこの言葉に今度は反応してくれた。 
「一体ここはどこなのでしょう?僕は事務所を出ただけなのですが、 
いつの間にかこの森に入っていたのです。」 
小考の後、彼女が口を開く。 
「ここはnのフィールドよぉ。貴方はどうやら何かの拍子に、 
このフィールドに迷い込んでしまったようねぇ。」 
nのフィールド?聞いた事がない。いや、そういえば以前そんな単語をどこかで… 
「あ、それで。ここを出るにはどうすれば良いのでしょう? 
それと、もしよろしければお名前を…」 
「あら、自己紹介がまだだったかしらぁ。私は水銀燈。誇り高きローゼンメイデンの 
第一ドールよぉ。」 
ロ… 
「ローゼンメイデン!!噂に聞いた事がある!偉大なる人形職人の生み出した 
最高傑作にして、究極の少女を目指す人形!お逢いできるなんて光栄です!」 
「あ、あらぁ…照れちゃうわぁ♪よろしくねぇ、くんくん。」 
固い握手、そしてハグ。僕は今最高の友人と出会えた喜びで胸が一杯に… 

じゃなくて! 
「水銀燈さん、貴女とお逢いできたことは至福の喜びなのですが、実は僕は 
今とても急いでいるのです。もしご存じならば、この森を出、街に 
帰る術を教えて下さい。」 
「えぇ、帰っちゃうのぉ?…ここで私と二人きりで暮らそうと思わないのぉ?」 
脳髄を直に舐めるような甘い声。声には少々自信のある僕もここまで 
人の心を弄るような声は出せない。 
「それは素敵なお誘いです。しかし、僕には事件を解決する、という 
仕事が、義務があるのです!だから、戻らなくちゃ。」 
「そう…そうねぇ…貴方は誰もが認める名探偵。 
事件が貴方を呼んでいるのだものねぇ…」 
残念極まりないといった様子の水銀燈さん。僕も非常に残念です。 
「…帰ることは簡単よ。精神世界から現実世界へ帰るための扉を開ければいいだけ。 
ただ、その扉はこの広大なnのフィールドのどこかにある、としか言えないわぁ。」 
それでは簡単に帰れないではないか。僕は頭を抱えた。 

「………いいわぁ。教えてあげる。他ならぬくんくんのためですものねぇ。」 
「本当かい?どうかお願いするよ!」 
「いいけどぉ…条件があるわ。」 
条件? 
「何だい?僕にできる事なら努力するよ!」 
「貴方と私が出逢った証が欲しいの…」 
そう言うと、水銀燈さんは僕の頬に白魚のような指を伸ばし、撫で始めた。 
「あ、証?え?あの、水銀燈…さん?」 
「水銀燈、でいいわぁ…何なら銀ちゃん、でも…やっぱり水銀燈で。」 
「じ、じゃあ、水銀燈…証って一体…」 
この会話の最中にも、彼女は僕の頬から首筋、胸へと指を這わせる。 
なにか、いけない感覚が沸き上がってくる… 
「簡単よ…私を抱いてくれればいいの。最もわかりやすく、最も 
揺るぎない【肉体の証】…」 
そう言うと同時に、彼女は漆黒のドレスをする、するりと脱ぎ、 
なまめかしい下着姿になる。 
「し、しかし」そう言う僕は、仕事続きでなかなか解消出来なかったが故か、 
はたまた目の前の彼女があまりにも扇情的だからか、自身に 
熱い衝動が込み上げて来る事を抑えられなくなりつつあった。 

「だ、駄目だよ水銀燈…だって…だって僕たちは出逢ったばかりで…」 
「貴方と私は初対面でも、私は貴方をずっと見ていた…貴方の活躍に 
胸とか…」僕の右手を掴み、そっと「ココを熱くしていたのよぉ…」 
彼女自身を触れさせた…! 
「…!?」 
慌てて手を引こうとする。が、しっかりと掴まれており、なかなか引き抜けない。 
それどころか、引いたり引かれたりする動きが彼女の花弁を刺激し、 
ピチャ、クチャ、という水音をたててしまう。 
「ん、はぁ…」 
気持ち良さそうな顔と声。その反応に僕の下半身は激しい自己主張を始める。 
「あらぁ…とっても苦しそうよぉ…」 
彼女は左手で僕の右手を彼女自身にあてがったまま固定し、右手で 
僕のズボンのファスナーを下ろし、パンツをずらす。大胆かつ繊細なその動きに、 
僕はなすがままになる。そして、抑えるものがなくなった僕の分身が、 
恥ずかしげもなく誇らしげに屹立し、彼女に戦いを挑む。 
…持ち主は死ぬほど恥ずかしいのに… 

「素敵…大きいわぁ。それに、もうこんなに。」 
僕を引きずり出した右手が、優しく撫でるように僕に触れる。 
僕はその感覚に思考能力が失われつつある。 
いや、まだ頭では駄目だと理解している。のだが、体が動かなくなっている。 
彼女の右手の動きが少し強くなる。と同時に 
「う、うぁっ!?」 
ビュクッ、ビュクッ、と、白濁した粘液を吹き出してしまい、下着姿の彼女を 
汚してしまう。 
「あぁ、ん…もう出ちゃったのぉ?早いのねぇ♪」 
クスクスと笑う水銀燈。恥ずかしさと情けなさでその場に頽れる僕。 
「す、すまない…何しろ久しぶりで…ずっと忙しかったから…あ?」 
ふと前を見ると、自分を汚した汚らしい白濁液を指ですくい取り、ピチャピチャと 
彼女が舐め始めていた。 
…エロい。 
出したばかりの僕なのに、もうムクムクと立ち上がってきている。 
「うふ、美味しいわぁ、くんくんの精液…もっと、もっと水銀燈にちょうだぁい♪」 

汚れちゃったわぁ、と嬉しそうにつぶやきながら、下着をも脱ぎ下ろした彼女。 
そして、僕に抱き付き、軽く力を込めて寄り掛かってくる。 
射精直後で力の抜けていた僕は、されるがままに横たわってしまう。 
「舐めてぇ」 
と言うが早いか、僕の顔の上に腰を下ろす水銀燈。立ち上ぼる牝の匂いに 
頭がクラクラする。そして僕は、逆らうという思考を既に失っていた。 
舌を伸ばし、彼女の綺麗な花弁を舐める。しばらくぶりの女の味、しかも、 
今まで経験した事がないような美味。もう、僕は精神まで水銀燈に侵されていた。 

僕の顔の上で軽く跳ね上がる彼女。軽くイったらしい。 
満足げに腰を上げ、ついにその濡れた花弁を僕自身にあてがう。そして、 
「あぁ…っ!!入って来るぅっ!!」 
ズプズプと僕を飲み込む水銀燈。ゆっくりと、味わうかのように深い所まで 
飲み込み、やがて完全に腰を下ろした。 
「いやあ、当たってるのぉ…」 
先に触れる感覚。どうやら僕の鈴口が、彼女の子宮口にキスをしているようだ。 
「動くわ…よぉ…っ」 
ゆっくりと腰を上げ、抜けるギリギリのところでクチュリと沈める。 
一番深い所で、また下半身がキスをする。それを繰り返す。 
グチュ、グチュといやらしい音が響く。 
静かな森に、荒い息遣いと淫らな水音だけが紡がれる。 

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昨日の続き投下します。 
間が開いた上、中断した場所が中途半端なため 
いまひとつつまらない感じになってますが。 
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気持ちいい… 
今まで、少ないながらも女性経験はあった僕。だが、こんな、 
ある意味暴力的な快感など味わった事はなかった。 
まるで搾り取るかのように蠢く膣内。 
僕の気持ちいい所を知り尽くしているかのように腰を動かす彼女。 
もはや我慢なんてできるはずもなかった。 
「ああっ、あっ、出、出ちゃう!」 
「んっ、んっ、うぁっ、あんっ!」 
も、もう駄目…だ…っ!! 
「は、離れて水ぎ」 
「射精してぇっ!水銀燈の膣内にいっぱい、一杯ちょうだぁぁぁぁい!!!!」 
ひときわ強く締め付ける膣内。ふいに、僕に口付ける彼女。一瞬、気が散った。 
それが、最後だった。 

ドプッ!ドプッ!ビュクッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ… 

いつ終わるのか、永遠に終わらないんじゃないかとも 
錯覚する程、射精は続いた。その全てを膣内で受け止め、絶頂に震える水銀燈。 
やがて、僕の脈動がおさまり、刹那、彼女が崩れ落ちる。 
彼女を受け止め、抱き締めたまま、かつてない快感と度を過ぎた疲労感から 
意識をとばしつつある僕。 
眠りにつく寸前に聞こえた甘い囁き… 
…愛してるわぁ、くんくん… 

僕も、僕も貴女を… 

ガバッ! 

辺りを見回す。 
ここは… 
見慣れた室内、見慣れた小物、パイプの匂い… 
事務所だ。僕の事務所だ! 
夢…だったのか。事件を解決して、帰って来て、そのまま居眠りしちゃったのか。 
しかし妙にリアルな夢だったなあ。それに… 
… 
… 
… 
…ん? 
胸の上から何かが落ちた。 
何気なく手を伸ばし、 

時が、止まる。 

黒い…羽根? 
ゆ、夢じゃなかった!? 
ふと、机の上に目が行く。そこには、整った綺麗な文字で、こう、紡がれていた。 

−また逢いましょう、私のくんくん。− 

「水銀燈…今日こそ決着をつけるのだわ!」 
決戦にいきり立つ紅い少女。しかし、対峙する黒い堕天使は心ここにあらず。 
「…ちょっと。せっかく私がやる気になってるというのに何なのその態度?」 
「え?あぁ…いたの?まあ、いいわぁ。」 
「ど、どうしたの?落ちてるヤクルトでも飲んだの?」 
「失礼ねぇ!消費期限くらい見るわよぉ!」 
「飲むの…ええい、そんなことはどうでもいい事だわ!」 
「そうね…どうでもいいわ。私、帰るわね…」 
あれ以来、頭の中にはくんくんの事しかない。お父様もアリスも、もはや 
どうでもいい存在。未だ精を受け止めた感触を覚えている肉体。 
心も、体も、くんくん一色。 
「くんくぅん…だぁい好きぃ…」 
ふと呟いた一言。くんくんジャンキーの真紅が聞き逃す筈もなく。 
この後、真紅の大好きなミーディアムが枯れ果てる程の力が飛び交う 
大戦争が勃発するのだが、それはまた別の、お話。 

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以上です。 
とりあえず、メモ帳から写すという策でやってみました。 
連投規制が難儀である以外はかなりスムーズ。 
今後もこの手を使います。 
昨日はどうも失礼を。ではまた。 

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