空気を読まずに、蒼雛投下。 
このスレ的に百合はありなのか? 

「んっ、、、はぁっ、んっ、んんっ!!」 
 月の光しか差し込まない部屋で、わずらわしさから脱ぎ去った下着とズボンもそのままで、蒼星石は無心に快感を追い求めていた。 
 にちゃにちゃと濡れたような音が小さく部屋の中に響く。 
「はぁ、はぁ、んっんんっ、、、き、きもちいいよぅ」 
 本当はこんなことしちゃだめだってわかってるのに……。 
 蒼星石は止まらない自分の手を恨めしく思った。 
 すでに、もうぐちゃぐちゃだ。 
 赤く充血した肉の芽を、強く刺激した瞬間頭が白くなった。 
「あぁっ!!!」 

 ……いっちゃったぁ。 
 もう何度目だろうって考える。 
 そして、もうこの行為を覚えてしまってからどれくらいたつんだろう……。 
 みんなが寝静まってから、この一番端の部屋でただ快感を追うために続ける行為。 
 右手は自分の愛液でべたべただ。 
「汚れてる」 
 こんな浅ましい僕がアリスになんてなれるわけがない。 
「んっ」 
 もう一度右手を秘部にあてる。 
「はぁっ、はぁっ、、、、だめだって、、、だめだってわかってるのにぃ」 
 自分自身が穢れてると実感すればするほど、自慰がやめられなくない。 
 まるでそうすることですべてを忘れようとするかのように。 
「はぁ、はぁ、んんっ、はぁぁっ」 
 いま、この姿を誰かに見られたらどうなるんだろう……蒼星石の脳裏にフッとそんな考えが浮かんだ時だった。 
  
「うにゅぅ……だれがいるの〜ぉ?」 

 ドアが開く。 
  
「ひ、雛苺?!」 

 見られた?! 
 相当眠いらしく、とろんとした目で雛苺はこちらを見ている。 

「……そうせいせき??」 

 何もしらない僕の妹。 
 きっといまごまかせば、事態は丸くおさまる。 
 適当な理由をつけて、そしらぬ顔で雛苺を部屋に送り届ける。 
 そうすれば……。 

 ……そうしてしまえば、汚れているのは僕一人になってしまう。 

「雛苺」 
「うにゅ?」 

 何も知らない僕のかわいい妹。 
 僕と一緒に堕ちればいいんだ……。 

「おいで、楽しいことを教えてあげる」 

 蜜に濡れた手で、妹の手をひく。 
 指をからめて。 

――――――――――――――――――――
百合もありなら、また投下しにくる。 
展開としては、 
蒼星石×雛苺から雛苺×蒼星石に変化する感じで。 

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