ある日の草笛家にて。
J「お邪魔します……。」
金「みっちゃーん、ジュンが来たかしらー。」
み「あ、ジュンジュン、いらっしゃい。
今お紅茶いれるから、そこのソファにでも、」
J「みっちゃん……『話』って、何?」
金「???」
み「……カナ、私ね、ジュンジュンと大事なお話があるの。
だから、その、ちょっとだけ……席、外して貰える?」
金「わ、わかったかしらー!」
…………
み「……ふぅ。
ねえ、ジュンジュン……。」
J「何?」
み「これから話す事……、落ち着いて聞いて欲しいの……。」
J「もったいぶらずに、早く言ってよ。
昨日から気になって仕方なかったんだけど。」
み「じゃあ言うわね……
……
……
……
……生理が来ないの……今日で、3ヶ月目……。」
J「そ、それって!」
み「ジュンジュン、私、妊娠してるの……。
……言わなくてもわかるでしょうけど……あなたの子供よ……。」
J「……。」
ジュンは目の前が真っ白になった。