ジュンは見てしまった。蒼星石の鞄の中にドールの男性器があった事を・・・ 
前述の通り薔薇乙女と同じドールに使われている材質で出来ているようなのだが 
本物の男性器のようにリアルであった。 

「秘密にするつもりは無かったんだけどね・・・。」 
蒼星石にその事を聞くと、笑って詳細を教えてくれた。 
「僕は他の姉妹と違うように作られてるんだ。この取り外しが出来るオチンチンで 
状況次第で男の子にも女の子にもなれる、今で言う所のハイブリットドールなんだよ。」 
「でも何故ローゼンはそんな事を?」 
「世の中には色んな人がいるからね。女の子のドールが好きな人もいれば、逆に男の子のドールが好きな人もいる。 
お父様はそこを考慮して僕を性別の切り替えが出来る様に作ったのだと思う。」 
「ふ〜ん。」 

それでこの話題は終了し、特に進展するような事は無い・・・と思われた。 
「無い・・・無い・・・無い・・・無い・・・。無いよ・・・僕のオチンチン・・・。鞄の中に保管しておいたのに・・・。」 
蒼星石は鞄の中に入れていたドール男性器を無くしてしまったようだった。 
無論これもお父様から頂いた大切な物である。蒼星石は休む事も忘れて血眼になって探し回っていた。 
そしてジュンの部屋までやって来た。 
「あ・・・見付けた・・・こんな所にあったんだね・・・オチンチン・・・。」 
「え?」 
蒼星石の視線はジュンの股間の僅かな膨らみに向けられていた。 
「酷いよジュン君・・・ジュン君が僕のオチンチンを取っちゃってたんだね・・・返してよ・・・。」 
「え!? どう言う事だ・・・ってわぁ! 体が動かない!」 
蒼星石の不思議な力でジュンは金縛りになってしまった。そして蒼星石は何かに憑り付かれたように 
ジュンのズボンとパンツを下ろし、露となった男性器を優しく撫でた。 
ドール男性器がなくなって冷静な判断力を失った蒼星石にはジュンの男性器が 
自分のドール男性器をジュンが取り上げたように見えているようだった。 
「酷いよ酷いよ・・・。ジュン君・・・返してよ・・・僕のオチンチン・・・返してよ・・・。」 
「(何の事だ!?)」 
ジュンは反論しようとするが口も動かない。 
「返して・・・返して・・・返して・・・僕のオチンチン・・・お父様から頂いた大切なオチンチン・・・。」 
蒼星石は庭師の鋏を取り出し、ゆっくりとジュンの男性器の根元にあてがった。 
「返しもらうよ・・・僕のオチンチン・・・返してもらうよ・・・。」 
「(や・・・やめろぉぉぉぉ!!)」 

                チ ョ キ ン ! ! 

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